2012年01月01日

ありがとう

ご心配いただいてるのをわかっていながら、
いまだ何も語ることができずにいます。
申し訳ありません。

しかし、なんとか毎日を送っています。
私のもとには3匹の猫がいて、一時は猫たちの方が炎龍の死を嘆いて大変だったし、
昨年夏からずっとなんとか飼い主を見つけようと通い続けている半野良猫一家も、
そして炎龍が亡くなった直後から冬休みに入ったチョコも
私に「休んでいいよ」とは決して言ってくれないので。
むしろ、いやでもこうして動かざるをえないことに感謝しなくてはならないのかもしれません。

昨年私は3つの大切な大切な命を失いました。
ほとんど「次々」と。
半野良ファミリーも2つの命が無残に消えていきました。
このことをどう語ればいいのか、今の私にはまったく言葉が見つかりません。

しかし、私は自分を信じています。
時間がかかっても、私はいつまでも泣いてはいないでしょう。
私を悲嘆に暮れさせるのも彼らなら、
私を笑わせてくれるのも、やっぱり彼らしかいないので。

炎龍や私に対して、あたたかい慰めや励ましのメッセージの数々、
カードやお花、プレゼントをありがとうございました。
いつも私を支えてくださること、感謝の言葉もありません。
御礼が遅れている失礼をお許しください。

皆さんにとって2012年がよい年となりますように。

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ニックネーム Lin at 23:08| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

炎龍、急逝

私の家から、うさぎがいなくなった。
1匹も。
そんなこと今まで一度も考えたこともなく、
実際この家に暮らしてからの18年間、一度もなかったのに。


今朝6時30分ごろ、炎龍が急逝しました。
激しい物音で目が覚め、駆けつけると炎龍はすでに不自然に仰向け状態にひっくり返っていて、
「癲癇の発作?なに?」と、灯りをつけるまもなく体勢を直して抱きかかえ、
背中をさすったりしているうちに程なく、大きな声で泣きはじめた。
凍りついた。

「さようなら」でも「痛い」でもない、
彼女は「助けて、死にたくない」と、大声で何度も何度も哀しげに泣き叫んだ。
私もふぉーちゃん、と絶叫して、さらにさすっているうち、
泣き止んだとたんに息の吸い込みの間隔が徐々に間遠くなり、そしてついに止まってしまった。
失禁して、よだれが流れていた。

その間揺さぶり、体をさすり、叩いてもどうにもならず、
息が止まってからも心臓マッサージと人工呼吸を30分以上続けたけれど、
彼女が息を吹き返すことはなかった。
私が駆けつけ、息を引き取るまで、わずか1分足らずのこと。

こんなことって。

あまりのことに納得ができず、
午後かかりつけの病院で剖検をしてもらいに、まだ温かい体のふぉーちゃんを抱いて行った。
けれど・・・剖検前のレントゲンでは何か喉に詰まらせたとか、腸閉塞を起こしているとか、
あるいはどこかに腫瘍があった、転んで頭を打ったというものは一切見当たらず、
となると、もともとてんかんを持っていたことを考えると、
数年ぶりの大発作に多臓器不全を起こして亡くなったと考えるのが妥当で、
結局、脳組織の剖検までは行えないため、そのまま傷をつけずに帰宅した。


私が就寝してからわずか3時間半後のこと。
ここ数日は機嫌も体調もよく、昨日はOFF日だったので、
ほとんど彼女は甘えて私にくっついていた。
ほとんどの時間を彼女はリビングで過ごしていた。
体調や機嫌が悪いとうさぎ部屋から出てこないので、やはり気分がよかったということだ。
夕べのごはんも完食していたし、ウンチもいつも通り大量に転がっていた。
まったく病んでいた形跡がない。
だからこそ、癲癇発作だ、と言うのだけれど―

ここ数年痙攣発作もなく、小さな発作はたまに前足を数秒突っ張らせる程度で、
この程度なら服薬の必要はないと主治医も私もそう判断していた。
癲癇は、重積発作の場合には死に至るとは知っているけれど、
たった一度の大発作で命を落とすなんてことがあるのか。。。
その点は医者が言うように「まったくないとは言い切れない」と片付けるしかないのか―
私が見たときには痙攣すらしていなかった。
私は動物たちの異変にすぐに気がつくよう同じ部屋で寝ているので、
大きな物音以前に何度も炎龍が発作を起こしていたことに気がつかなかったとは考えられないし、
同じ部屋でケージで寝ている猫たちも、炎龍が何度も発作を起こしていたのなら
必ず鳴いて騒ぎ出すはずだけど、それもなかった。
唯一ケージ外に出ている千夜も、私が飛び起きるまで一緒に布団の中で寝ていた。
それでも癲癇発作が死因というんだろうか。

いったい何が炎龍に起こったのか。
わからない。

帰宅後、まだ温かみの残る炎龍を抱いて横になり、
そして先ほど・・・炎龍は小さなお骨になりました。
手足や耳、頭部は硬直が始まっていたけれど、お腹はまだ温かみが残っているのに
荼毘に付すのはあまりに惜しく申し訳なかったものの、
けれど次のOFF日まで遺体を残したままにしておくこともできず。
猫たちもすでに動揺しているので。

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       昨日の炎龍とまいこ〜。

泣いても泣いても、どう叫んでも、大事な大事な炎龍を失ったこの痛み、
この悔しさはどこにも吐け口がない。
私の哀しみの何倍もの悲哀をこめて泣いた炎龍。
うさぎがあんなに哀しげに泣きじゃくるなんて。
なのに私は何もできず、一口の薬を与える間もなかった。
ラムちゃまを失って4ヶ月、ののちゃんを失ってわずか3週間でこんなことになるなんて、
私は、私の家はどうなっているんだろう。

何もかも終わってしまったように感じる。
だってこの家に、私のそばに1匹のうさぎもいないなんて、
何か大きく宇宙の法則に反しているような気がするから。

ののちゃんを失ってから、これまで以上に炎龍が愛しく大事に思えてならなかった。
なのに、なぜそれほど大切なものが奪われていくのか。
炎龍のいない世界は無意味。
私はもう元気になりたいとも思わない。



これまで炎龍をかわいがっていただいて、ありがとうございました。

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ニックネーム Lin at 20:24| Comment(19) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月13日

炎龍天下

すっかり元気を取り戻して、やれやれ・・・の炎龍ですが。

私が在宅の時にはもうほとんどうさぎ部屋の中にはとどまっておらず、
だいたいいつも私の後をついて、
私が何をしていようと何を言おうとお構いなく、ジーンズの裾を引っ張って「なでれ」と強要。

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     「おがざーーーん、愛すてるぅ?」
     愛してますとも、ふぉーちゃん、そんなに突進しないで・・・

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     「おがざん、おがざーーん」
     お股に食い込むうさぎ・・・

もちろん私が座っているときには常に横に侍ってべったり。
・・・なだけなら、かわいいアマちゃんで済むんだけど、
この時も私のなでる手が一瞬でも止まろうものなら、すぐにジーンズをくわえて引っ張る。
・・・このとき、不本意とは言え、中身まで咥えられて飛び上がる、という惨事がたびたび。

怖いんです。。。ほんとに怖い。
だってハンパじゃなく痛いんだもの。
すねの辺りをあの歯で咥えられるのは。
ジーンズの上から、「咥えただけ」でも、後が真っ黒になる。
ペンチでつねられた状態。

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     「なでるの、止めたらダメです」
     でゃあぁぁ、身まで噛むな〜っ

つまり、私はいつも「なでないと噛むです」という炎龍の脅迫に怯えているわけ。
と言って、彼女は攻撃で噛み付いているわけではないので、
むやみに叱ることもしたくないし。

猫たちも常に私のそばに炎龍がいるので、私に甘えるのは彼女の様子を伺いながら。
猫が膝の上にいようと、ヘタをするとその猫の尻尾まで咥えることがあるから、
猫たちも炎龍の動向にびくびく。

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     「ままーん、ふぉーちゃんが怖いにょ・・・」
     特にルカちゃんはふぉーちゃんの予期せぬ行動にいつもびくびく。

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     これこれ、スリッパ食べちゃダメ。
     ふぉーちゃんの大好物とは知っているけど。

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     いつも猫たちと寄り添ってはいても、やはり何か満たされないものがあるのか・・・
     今になって奴らがうさぎではないと気がついたか。


ま。よいです。
大事な彼女がそれで気分がいいなら。
なんだか、一人っ子時代のテポを思い出した・・・



それにしても・・・(そろそろ今年のまとめに入ってもいいかな?まだ早いかな?)
今年は大変だった。
すべてどうぶつたちのことで。
もしかしたら、これまでの中で一番の試練の1年だったかも。

前半は昨年から続いていたラムちゃまの闘病、
そして夏から近所の野良猫ファミリーの保護・養子斡旋プロジェクトを開始し、
ほどなくラムちゃまは他界し、
そして3ヶ月もしないでののちゃんが病んで他界し――
そして先日はこの4ヶ月間ずっと保護しようとしていた野良猫の子猫が車に轢かれて亡くなり―

その子を思う気持ちだけでは、
私一人の力だけではどうにもならない宿命と現実を突きつけられた。
そんなことが続いた。
それでも、その間たくさんのうさぎ友だちや猫友だちが私を励まし力づけてくれた。
なにより、やっぱり炎龍やうちの子たちが私の支えとなってくれた。

でも、問題は山積したままで翌年へ持ち越し。
先の見えない不安、現状を変えられない焦り、
そしてそうしているまにも手の届かないところに逝ってしまう子たち―

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     もちろん小学校のチョコも元気に過ごしています。
     誰にも頼れないから、この間も週に3度は通っている。
     すでに2度チョコの小屋の雪かきをしたよ。
     「へへっ」

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     「雪の山ができた。おれっち、ここ登っていいの?」
     雪かきしてできた山にチョコが登るから、ズボッと埋まらないよう固めておいたけど・・・

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     チョコ、果敢に雪山に挑戦中。遭難するな。

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     登頂を諦めて、雪だるま製作に切り替えた。
     この子もこの冬元気に過ごしてくれることを祈るばかり・・・


と、簡単に振り返って、簡単にこれからのことを考えようとすると・・・
ふと気がつく。

どうも私のハートはカラカラのようです。
乾いているカラカラではなく、空っぽのカラカラ。
何も残っていないような―

きっとこれは、私自身が自己防衛手段として、
あえてみずみずしいものを受け入れないようにしているんだろうと解釈している。
ここで正常な感情を取り戻しても、きっと私自身はその水溜りでおぼれてしまうんだろう。
それは計画が一段落してからでいい・・・

大丈夫。
私のそばには私が自分以上に大切に思う命であふれているから。

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      たいていにゃんこたちもうさぎ部屋の中にいることが多い。
      ・・・この後、炎龍がまいこ〜を遠慮なく踏んでリビングの方に。

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     「・・・・ねぃにゃん、予測不能だにゃ」
     「そこにいた坊やが悪いですよ」


しかし・・・
ののちゃんがいなくなってから家の中の静かなこと。
彼女だっていつもいつも鳴いていたわけじゃないのに、
それだけ彼女の存在感は圧倒的だったということ。
彼女のいつもまっすぐな魂とエネルギーにこの家は満たされていたんだ・・・

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      この頃、ちょっとした表情や仕草が驚異的にかわいく感じて、
      まさに神様がくれた奇跡だ、などと本気で思った。
      そうしたらその直後―
      神様からのシグナルだったのか・・・大事なものを今から再認識しなさい、という。





ニックネーム Lin at 11:19| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月04日

落ち込んじゃった炎龍   と、飼い主

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     たくさんのなぐさめ、励ましのコメント、メール、お花やカードをありがとうございました。
     ののちゃんを愛してくれて、ありがとうございました。
     ののちゃんの豊かなロングヘアーを一房、遺しました。

8月にラムちゃまが逝ってしまった時より、
なぜだか私のモードが落ち込んだまま。
ラムちゃまの場合は、覚悟の期間が長かったからなのか、
ののちゃんの場合は、故ハイジの二の舞、何とかできたはずでは、という思いが強いからか。

そして、意外なことに、ラムちゃまのときはぜんぜん大丈夫だった炎龍がすっかり落ち込んでしまった。

ウサギ部屋はいつでも開放しているのに、ぜんぜんそこからリビングに出てこようとせず、
片隅で横になってばかり。
猫たちが寄っていっても無関心、私にはいつもしつこくまとわりつくのに、それもなく―

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     「ねぃにゃん、どうしたんにゃ?にゃ?にゃ?」
     猫たちが心配するほど。

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     一時、熱まで出して。
     ちぃやが看病してくれた。
     「おねいにゃんまで具合悪いにゃんて、ちぃはやだにゃ・・・」

なぜ同族のラムちゃまが逝ってしまったことより、
種族の違うののちゃんの死が影響大きいのか。
そこのところは炎龍の心の問題なんだけど・・・

昔・・・仲間のウサギが1匹もいなくなったら、
故・野茂さんがひどく落ち込んで危ないことがあったことを思い出した。
そして、何より、うちはなぜだか不幸が1年以内に2度3度続く。
今回はののちゃんの死をもって終了としてほしい。
絶対に。

幸い、昨日の夜からキゲンがよくなって、
いつもリビングにいるようになったし、
私にも「なでれ」攻撃が復活して、おそらく・・・これで大丈夫なんじゃないかとは思うものの―

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      「ねいにゃん、まいきょがついてるからにゃ」
      「坊やはやさすいですね・・・」

草食動物は本当にもうほとほと・・・という気持ちと、
でもやっぱりうさぎなしには私の人生は成り立たない、という実感もあり。。。

だから、炎龍はますますもって大事な大事な存在。

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      夕べからやっといつもの炎龍の表情に戻った。
      いつも笑っていてね。
      笑っていてくれないと、母さんまた胃が痛くなる・・・ 

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      こちらも衝撃。
      野の子が亡くなった翌朝から、やっぱり千夜が大泣きして探し回る。
      彼女にとっても、ののちゃんの死はつらいものだった。
      「にょんねいにゃん、どこに行っちゃったんにゃ?」
      (心霊好きな人が言う「オーブ」?が周囲に写ってる―ただの埃でしょ―けど、
       もし本当にそうだとしたら、きっとののちゃんやラムちゃまの魂だね)


・・・しかし、モルモットのいない生活もまた―なんと味気なく感じることか。
ののちゃんは私の太陽だった。

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       亡くなる時、口元に野の子の顔をくっつけて寝ていた。
       かすかな動きや呼吸の変化もわかるように。
       まだ、ののちゃんのかすかな息遣いが唇に残っている。
       亡くなった後、「ののちゃんが生き返った!」という、しょうもない夢をみた・・・






ニックネーム Lin at 20:28| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

おやすみ、ののちゃん

ののちゃんが永遠の眠りに就きました。

今日は1日中、いつ息を引き取っても、という状態で目が離せないでいたけれど、
それでも強制給餌や投薬でもしっかり飲みこむ力は失せず、
もしかしたら明日朝まで頑張ってくれるのか、と思うようになっていた。
この状態になってからすでに丸3日。
信じがたいほどの生命力だ。

でも9時過ぎに、少し様子が落ち着かなくなったので、
撫でてあげると落ち着くため、フリースにくるんで抱き続け、
そのまま顔をくっつけあって私も横になって、うとうとしている間に―

なので、彼女の最期は意識にないのだけれど、
何か夢を見たような気がして目を開けたとき、
まだすぐに死んだと気がつかないほど体も温かかったので、
本当に静かに静かに、ひっそりと息を引き取ったようだった。
鳴き声一つあげず、みじろぎもせず―
おそらく、29日になるほんの少し前。

これまでで一番いい看取りだったのかしれない。
しっかりかかえ抱いて一緒に寝ている間に、彼女もまた眠るように息を引き取った。

ありがとう、ののちゃん。
あなたがどれほど私の心を明るく照らし続けてくれたか、
あなたの存在がどれほど私を慰めてくれたか、
それは正直―ウサギや猫以上のものだった。

そして、治してあげられなくてごめんなさい。
いつも私を信頼して、愛してくれたのに、何も応えてあげられず―

もっと一緒にいたかった。
あなたほどかわいくて勇敢でまっすぐなハートのねずみはいない。

さようなら、nonno-野の子。

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     21時過ぎの頃の、ののちゃん。
     ずっと朦朧としていた感じだったのに、
     この時だけとてもはっきりと覚醒していた。
     いつもの、ののちゃんの表情だった。




ニックネーム Lin at 01:45| Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

静かなののちゃん

ののちゃんは昨日から、もはや歩くこともできなくなってしまった。
ゆうべからずっと彼女のそばで、少しずつ投薬や強制給餌、そしてひたすらなでている。

ずっと、こんなに頑張ってきているのに。

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     25日夜までは自分でケージから出て、ゴハンを食べる炎龍に触発されて、
     一口程度は自分で食べてみたりもしていた。

今も強制給餌の後は、「口の中に何かが入る感触」を思い出すのか、
牧草を口にしてみたりもするし、
わざと至近距離で炎龍に何かを食べさせると、
その気配が刺激になって、自分も野菜やペレットを口にしようとするけれど、
もう・・・夕べからは固形物を噛む力も失ってしまったようで、
ただ口を動かすだけで、その中には何も入っていない。

2日前からは下痢もし始めていて、整腸剤なども一切利く様子もなく―
長く病んでいた子の最後に見られる特徴だ。
体全体の臓器の機能も失われ始めているのだと思う。

ののちゃんは決して諦めていないのに。

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     昨日からカイロも入れてみた。これは気に入った様子。

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     投薬や強制給餌を抵抗する力も弱くなった。
     それでも撫でると、嬉しそうに気持ちよさげに目を閉じる。

ただ一つ、おそらくこれが彼女にとっての最後の幸運は・・・
もはやあまり痛みも感じなくなったのか、痛がって鳴くことがまったくなくなったこと。

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     今はもう静かに横たわるだけ。

私は何も学ばなかった。
故ハイジの痛ましい死から、そしてこれまでの子たちの死からも。
学んだところで、彼女を救う手立てがあったかどうか―
そう思うのは結局学ばなかった人間の自己弁護でしかないけれど。

そう思うのは、
彼女が私を愛してくれているから。
「ののちゃん、おかぁちゃま、ここにいるよ」と声をかけるたび、目が笑うから。
彼女はこんなときでも、きっと私が何か自分にとっていいことをしてくれるに違いない、と
揺るがず信じている。

なのに私は、
こうして静かに沈んでいく命を、私もまた静かに、ただ、見守るしかない―

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     愛しているよ、私の世界一愛しいねずみちゃん。




ニックネーム Lin at 12:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月23日

絶望なんかしない

ののちゃんの病状は日に日に・・・いい材料は一つもなく。
出血の量も増える一方なので、悪化していることは明らか。

けれど、ただ一つだけ希望が持てるのは、
ここ2日ほど彼女は痛みに耐えながらも、少しでもチャンスがあれば
自分で何かを食べようとしていること。

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     もう生の野草はないけれど、夏の間に乾燥させておいた野草をちょろちょろ食む。
     よかった・・・乾燥した野草を作っておいて。

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      自分からケージを出て、牧草箱の中に入って牧草をつまむ。
      青梗菜やにんじんを口にすることも。

投薬や青汁の強制給餌も欠かせないけれど、
様子を見計らって、自分で何かを食べようとしているときは
なるだけ・・・彼女の好きなようにして「食べること」への意欲がそがれないようにしている。

強いなぁ。
ののちゃんは生きることに前向きだ。
生きなきゃならない、ただその一念で一生懸命口に入れようと頑張っている。
理屈じゃない。
いのちというのは、それだけから尊い。

私はただただ彼女の生きようとする意志を、
持てる力の限りサポートするしかないだけ。

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       「にょにょねいにゃん・・・元気出してにゃ」
       ののちゃんを膝において投薬や強制給餌が始まると、猫たちが心配げな表情で集まる。

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       「泣かにゃいで。りゅかちゃんも哀しくにゃるよ」
       特にルカちゃんは、ののちゃんの泣き声に動揺するのです。

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       「るぅちゃん、あたちゅい頑張ってるから、るぅちゃんも泣くんじゃないでちゅよ」 


ののちゃんは気が強いところがあって、
私以外の人が、特に口元をさわろうとすると、反射的にサクッと噛み付いたりする。
けれど、私には絶対に、これまでも一度も噛み付いたりしたことはない。
嫌がるのに、無理やり強制的にシリンジを口に入れるときも、
青汁で濡れた口元をぬぐうときも、絶対に。

こんなに小さなねずみでも、
自分にとって私というニンゲンが多少は・・・大切な存在に思ってくれていることが
哀しいやら、いじらしいやら―

ラムちゃまとおんなじ。
どんなに辛くても、私がなでると嬉しそうに、心底安心したように目を閉じる。
よっぽど、食べ物をもらう以外に求められない存在の方が気が軽い。。。

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      こんなに抱いてなでるのは、今までに一度もなかったね。

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      「ののねぃにゃん、まだ治らにゃいのか」
      「坊やも励ましてやるですよ・・・」




      
ニックネーム Lin at 23:51| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

ののちゃん、疲れたね・・・

今日、ののちゃんはもう何も口にしていない。
夕べはまだ一口バナナとキュウリをかじってくれたけど、
今は2,3時間おきに私が強制的に与える青汁のみ。
すでに体力の限界が来ているので、通院も危険になってきた。

日に日に出血の量が増えてきた。
・・・結局、これは故ハイジと同じ病気だったと認めざるをえないか・・・

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      辛そうな表情が増えてきて、ほとんど動かなくなってしまった。

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      日中、投薬や強制給餌のときはまだいつものきかんきな表情もあったけれど。

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      今はもう痛みに耐えることに疲れきった表情になってしまった。



ニックネーム Lin at 00:00| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月15日

カルシウムの呪いか

今日もののちゃんの通院。
今できることは抗生剤投与と、とにかく尿量を増やして結石が流れやすくすなるようにすること。
なので今日はリンゲル液20cc投与。

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      ランチBOXバッグの中には・・・ホカホカのねずみ。
      この時期のモルモットの通院に便利な保温バッグ。
      カイロも仕込んでいます。

私としては、ますます結石に違いない、
それも完全に固形ではなく、膀胱か尿管に砂状にたまっているんだ、という確信を強めている。
それだけに手術は難しく、なんとか自力で排石させなくてはならない、と。
やはり、ハイジと同じ膀胱癌ではない、と。

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      今年の春頃にはこのバッグがぴちぴちだったのに、
      なんと小さくなってしまったことか・・・

それにしても、
ハイジの時もそうだったけれど、
普段からパパイヤ以外のおやつも与えず、
野菜もできるだけ低カルシウムのものを選んで、
夏場は自然の野草を食べさせ、
ほとんど毎日ウラジロガシの粉末入りのぐちゃまんまを食べさせていても―
なんでこうなるのか。

おそらく・・・これでカルシウムのことを気にかけずに育てていたとしても、
結果は変わらなかった気がする。

もし、ののちゃんが故ハイジと同じ膀胱癌とはっきりしたら、
私は完全に白旗をあげて、モル道からは撤退します。

あんまりだ。
あんまりだもの・・・

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        ケージの掃除のときだけ、フリーにさせてみるのだけど、
        彼女はもはやケージから出たいという気にもなっていないので、
        ケージ外でも隅っこでぽつねん・・・

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        清潔第一にしなきゃ、とお尻のコートを刈り上げてしまったので、
        完全にパンツ丸出し。
        女の子なのに、ごめんね・・・


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        ふぉーちゃん、あんたは大丈夫?
        母さん、心配が絶えないよ。
        「おがざん次第でそ?」
        

・・・つくづく、草食動物の飼育管理は難しい、と改めて。
猫の100倍はデリケート。
猫は100倍ラク。
幸い、うちの猫たちが皆健康優良児だから言えることなんだけど。

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       「ママ、にゃんこたちがみんな元気で、親孝行と思ってにゃ」
       そうだね、健康でいてくれることが一番の親孝行だよ。

それでも今日は通院後、青梗菜とサラダ菜に少し食いついた。
いつも目新しいものには最初だけ食いつくけれど、後が続かない。
なんとか青梗菜とサラダ菜だけでも食べ続けてくれれば・・・

大事なことは、
私自身がめげないこと。


※励ましのメール、ありがとうございます。



        

ニックネーム Lin at 20:37| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

ののちゃん、好転ならず

ののちゃんが衰弱してきています。

無理もない。
日に日に食べられなくなってきて、
おとといからはウラジロガシの抽出液で溶いた青汁を強制給餌している。
毎日炎龍に引けをとらないくらい食べていたのに。
すっかりやせて、背中がゴツゴツ。

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なぜかウッドハウスに入るのを拒むようになったので、
ウッドハウスの天井に仕込んでいた遠赤外線ヒーターをいつもうずくまる場所に配置換え。

昨日も病院でレントゲンを撮ったけれど、
やはり膀胱の辺りが白っぽいとはいえ、はっきりと結石と確認できるものまでは映らず。

私としては、これは結石―砂状になったものが尿管に詰まっているのでは、と推測している。
故ハイジの時のような膀胱癌とは違う、と。

なぜって発病してから(発覚してから)すでに10日。
癌の症状が発露したのであれば、
こんな小さな体の子がこんなに頑張れるわけがない。

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あれこれ差し出してみても、もはやまったく食べる気なし。
排尿のたびに痛くて悲鳴を上げている・・・


さいわい排尿はできているので、完全に詰まっているわけじゃない。
とは言え、ぜんぜん何も口にしないので、水分不足ではさらに悪化させてしまう。
せめて今日明日は1〜2時間おきにでも強制的にウラジロガシ入り青汁をせっせと飲ませなきゃ。

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いやがってかわいそうだけど、このまま水分・栄養不足にはできないから、
頑張って飲んでね。


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それでも、撫でてあげると気持ちよさげに。
・・・私の世界一かわいいねずみちゃん。負けるな。


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ふぉーちゃんみたいにゴクゴク豪快に飲んでくれればいいんだけど。


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「あだすだって、ののざんが心配ですよ」
背中に乗せてあげる相手がいなくなったら寂しいものね。


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「おかにゃん、大丈夫にゃ。
ののねいにゃん、きっと元気ににゃるから」
まいこ〜、おまえのその縁起のよさげなお手々で、幸福を招いておくれ。




ニックネーム Lin at 11:05| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする