2011年11月27日

静かなののちゃん

ののちゃんは昨日から、もはや歩くこともできなくなってしまった。
ゆうべからずっと彼女のそばで、少しずつ投薬や強制給餌、そしてひたすらなでている。

ずっと、こんなに頑張ってきているのに。

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     25日夜までは自分でケージから出て、ゴハンを食べる炎龍に触発されて、
     一口程度は自分で食べてみたりもしていた。

今も強制給餌の後は、「口の中に何かが入る感触」を思い出すのか、
牧草を口にしてみたりもするし、
わざと至近距離で炎龍に何かを食べさせると、
その気配が刺激になって、自分も野菜やペレットを口にしようとするけれど、
もう・・・夕べからは固形物を噛む力も失ってしまったようで、
ただ口を動かすだけで、その中には何も入っていない。

2日前からは下痢もし始めていて、整腸剤なども一切利く様子もなく―
長く病んでいた子の最後に見られる特徴だ。
体全体の臓器の機能も失われ始めているのだと思う。

ののちゃんは決して諦めていないのに。

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     昨日からカイロも入れてみた。これは気に入った様子。

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     投薬や強制給餌を抵抗する力も弱くなった。
     それでも撫でると、嬉しそうに気持ちよさげに目を閉じる。

ただ一つ、おそらくこれが彼女にとっての最後の幸運は・・・
もはやあまり痛みも感じなくなったのか、痛がって鳴くことがまったくなくなったこと。

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     今はもう静かに横たわるだけ。

私は何も学ばなかった。
故ハイジの痛ましい死から、そしてこれまでの子たちの死からも。
学んだところで、彼女を救う手立てがあったかどうか―
そう思うのは結局学ばなかった人間の自己弁護でしかないけれど。

そう思うのは、
彼女が私を愛してくれているから。
「ののちゃん、おかぁちゃま、ここにいるよ」と声をかけるたび、目が笑うから。
彼女はこんなときでも、きっと私が何か自分にとっていいことをしてくれるに違いない、と
揺るがず信じている。

なのに私は、
こうして静かに沈んでいく命を、私もまた静かに、ただ、見守るしかない―

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     愛しているよ、私の世界一愛しいねずみちゃん。




ニックネーム Lin at 12:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする